精神病JK!azuki07chanの日記

論理の破綻・メンヘラ・不謹慎注意!汚染されたくないなら見るな

文芸的な、あまりに文芸的な

書くことがないので最近読んだ本の書評します。

・自殺されちゃった僕(吉永嘉明) 最高 こういう当事者から語られるとある事件についての話好き(特に事件の登場人物と近しい人がエピソードとか感情を容れて書くの)。友人(ねこぢる)と上司(青山正明)と妻(巽早紀)が死んで、本で「死ぬのは逃げることだからだめ」と言っていた吉永嘉明だけど、文庫版あとがきではその信念も揺らいでた。今失踪中なんだよね…生きてる?

・告白 美容師バラバラ殺人事件(城戸文子) やばすぎ。これは美容師バラバラ殺人事件の加害者が書いた本なんだけど、まさかの冤罪説を訴えてる。でもその内容がお粗末すぎる。「自分と被害者がサシで話してる所に謎の男たちが入ってきた」「翌日ドライブして道に迷って熊本まで行ったが、その間ずっと後をつけられていた。後日分かったことだが、その日私が通った道沿いにバラバラ死体が捨てられていたらしい」みたいな…。前半は面白かった。

・つけびの村(高橋ユキ) これは山口連続殺人放火事件についての本。著者の心情描写とか行動の描写が多くて辟易した。保見の字がキモかったのと、長老が10年後に話すと言った「事件の真相」が氏神の祟りだったくだりはよかった。


以上です。みなさんよき躁鬱ライフを!